ニワムシクイっていう鳥の名前のイワシ料理
ここのところイワシが好調です♡
最近は大きくて皮をむいたら脂で真っ白なイワシ君が流行っているそうだけれど(見た目が派手だから)ちょっと味がぼやけるというか、おおざっぱなのよね。
だから本当は小さくてプリッとした子が香りも旨みも素晴らしいのよね。魚へんに弱いってイワシは書くけど目がランランとしている子は弱ってぐねぐねしたりしません。
かわいいでしょ?ヒラメもタイも高級魚もおいしいけどこういうのも本当、みんなに愛されてほしい魚の一つ。味わいは負けていません!(重よしさんだって結構使ってる)
子供のころから酢じめも目刺も、塩焼きも煮つけも大好き♡何してもおいしいよね。(ちなみに30年くらい前までは脂びっしりの20㎝越えの大きい子なんてあんまり見なかったけどなぁ)
さてさて、おいしいイワシは日本だけじゃなくてイタリアでも愛されています。
今日はシチリア料理に。イワシのベッカフィーコ。ベッカフィーコは鳥の名前です。(日本名はニワムシクイ名前可愛くない(笑))↓ イワシでパン粉を巻いてオーブンで焼いた料理です。
このしっぽがイワシの背びれを巻いたところと似ているのよね。
パン粉も(もちろんのんとろっぽのパン粉はうちで焼いたパンから作ってますよ~)シチリアでは乾煎りして香りをだして(金色にはしない、と注意書きあり)シチリアらしい松の実と干しブドウを入れて作ります。
この乾煎りしたパン粉をシチリアでは「モナコの法衣」と呼ぶらしい。なぜ。。
松の実とブドウが落ち着いた香ばしい「モナコの法衣」と相まって素晴らしい香りです。地味だけどこういう仕事も大切よね。
レモンをぎゅっと絞ってオリーブオイルをかけてオーブンへ!
召し上がれ~!
Comments