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全部食べよう 食品ロス削減の日 10月30日

執筆者の写真: enoteca non troppoenoteca non troppo

10月30日は食品ロス削減の日です。

2019年に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、定められました。


まぁ、法律とは関係ないんですが

のんとろっぽは日々食品ロス削減に取り組んでいます。


世代がおばちゃんなのでちいさいころは「米粒を残すと目がつぶれる」「残すとバチが当たる」とか怒られました。

祖父母が戦争経験者だったので、その辺もあるかもしれません。


私自身も食材はすべて食べてこそと思います。

「いただきます」と思います。


今お出ししている「さんま」の料理も

身はもちろんのこと、骨も肝も全部まるごと食べる料理です。

こういう料理を思いついたときは満足です。


一皿に全部を盛り込めない時はとにかくこちょこちょ頑張ります。

豚だってロースにしろ、掃除したスジはラグー(煮込み)に、バラに

ちかい部分はリエットにして瓶詰めして保存します。


野菜もたとえばセロリの葉は大量に出るので

佃煮にしたり(のんとろっぽでは人気のまかないです。蕗の佃煮に似ています)、

細切りのセロリの葉(一度茹でこぼして使うと使いやすいです。)とカニカマと卵白(これも余りがちw)で炒めたりします。


もちろんパンも古いものは乾燥させてパン粉を作ります。

日本でお米を雑炊にしたり、おはぎにしたりするのと一緒でイタリアでも古いパンは大切に食べます。


ご家庭でもみんなで食材大切にしてまいりましょう!

使い切れば食材費の節約にもなります!!ステキ‼


個人的にオススメなのは江戸時代には干葉(ひば)と呼ばれた保存方法です。

これはアサリの味噌汁ですが、「ひば」とあるのが干葉です。

冷蔵庫のない時代、青菜はいつでも新鮮なものが食べられるわけではありませんでした。


なので大根葉などは軒先に干して保存して、大切に食べていました。


これを応用してのんとろっぽでも使い切らなそうな野菜で「干葉」を簡易で作っています。

江戸時代のようにそのまま干すのではなく、

後でカットするのは固くなっていて結構大変なので最初に細かくカットしてから乾かします。

乾いてくるとザルの目に入ってイライラするのでオーブンシートを敷いていますw


ちなみに写真は小葱ですが、蕪の葉っぱや人参でもできます。

根菜は細くカットしてね♡


なんなら非常食としても保存できます。

(カビなどが心配な方は市販のシリカゲルなどと一緒にガラス瓶で保存するのをオススメします。)


忙しくて疲れちゃったときとか、みそ汁つくるのも面倒なときにあると便利です。


このフリーズドライ的になった干葉と

とろろ昆布とか刻み昆布とか、干しシイタケ(軸を裂いて干してます)とかと

味噌をお椀に入れて湯を注ぐだけでみそ汁できます。


湯を注げばみそ汁です!

ありがたい・・・・。



どの食材もおいしく、大切に、ありがたく頂戴しましょうね。






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