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前田真澄ちゃん華麗なるピアノトリオの世界9/23

執筆者の写真: enoteca non troppoenoteca non troppo

更新日:2024年9月26日



もうすぐ真澄ちゃんのコンサートですね!




真澄ちゃんはウィーン国立音楽大学で研鑽を積んでいました。

真澄ちゃんの演奏はまさにウィーンの風が吹くような演奏です。


今回はウィーンフィルのメンバーでウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団の

ヴァイオリニスト フランツ・ズィーゲルトさんと

ティル・シュスラーさんとのトリオです。


弦楽器の方も真澄ちゃんもウィーン系ですし、

共演も何度もしています。


ワタクシ吉川さんはウィーン系が大好きなので大変楽しみでございます。


音楽の都ウィーンはもちろんウィーンフィルのニューイヤーコンサートで大変有名ですが

(わたくしも毎年聞いております)

それ以外にもその町の空気感が大好きです。

 ワタクシは2018年?だったかな、大好きすぎるピアニスト、

パウル・バドゥラ・スコダを聴きにムジーク・フェラインに行って参りました。


静かで、穏やかで、自然とともにあるような感じがします。

そして西欧なんだけれどすこし東欧の香り。

熱っぽいというか、情熱的というか、大雑把というか・・・w。


さてさて、今回真澄ちゃんが演奏するのはメンデルスゾーンのピアノトリオ 第1番。

↓↓


youtubeでは カザルス、コルトー、ティボーという大天才たち。



メンデルスゾーンはまさにロマン派。

この曲は構成のしっかりした曲です。


第一楽章 1.Molto allegro ed agitato

ほの暗く ピアノの流れるような伴奏に支えられて

時にはさざ波のように 時には荒波のように。

湿度感たっぷり。


第二楽章  2.Andante con moto tranquillo

まったく無言歌集のよう。 やさしい歌と弦楽器が語り

寄り添ってくれます。

あたたかさと親しさがありますね。


第3楽章 3.Scherzo - Leggiero e vivace

最初からピアノたいへ~ん!

おどけ(scherco) なんだけどleggeiro軽くて vivace 早い。たいへ~ん!

楽しさのなかに暗さもあり、駆け抜けていきます!


第4楽章 4.Finale - Allegro assai appassionato

超!assai 早くてallegro 情熱的appasionato!

これもたいへ~ん!

このまま走り抜けます!


バイオリンとチェロ流れるような掛け合いも聴きどころです。

情熱的なまま最後まで走ります!


あまりピアノトリオ聞いたことがない方でもずっと楽しめる曲です!

ぜひぜひ一緒に参りましょう!


チケットの購入はこちらから→ソレイユ音楽事務所



 

追記 コンサートに行って


いや~素晴らしかったです。

ヴァイオリンのフランツもチェロのティルも最高です!特にハイドンなんかは彼らのためにあると言っても過言ではないくらい美しかった。


真澄ちゃんとのメンデルスゾーンはトリオ・ソナタの良さが存分に出ていて、

フレーズの掛け合いも素晴らしく、真澄ちゃんのピアノの音色が二人の弦楽器と風のように歌っていました。


ちょっとウィーンに行ったとき思い出しちゃったな・・・。


フランツとティルの四重奏、ラズモフスキー弦楽四重奏団もぜひぜひ聞きに行きたいところです。

来年は真澄ちゃんもソロコンサートがあるそうなので楽しみです。


ぜひみなさまも聴きにいかれてくださいませ。


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