古いイタリア語の料理書la scieza in cucina
イタリア語、勉強してます。
コックになってしばらくして、いろんな本を読んでいた時です。ひらたくいうと、フランス料理の本は古い本でも日本語に翻訳された本がたくさんあるのですが、イタリア料理の本は「銀のスプーン」とか「地方料理」くらいしか存在しないことに驚きました。ああ、これはイタリア語を勉強しないといけないな、というのと同時に、もし、勉強出来たら私が日本人の後進のために訳せるようになったりしないかしら?などと壮大な夢をいだいたおバカちゃんです(笑)若かったな(笑)
いずれはルネッサンス時代の偉大な料理人メッシスブーゴ(西洋料理の基礎を築いたとフランス人も認めるイタリア人(笑))の書いた「バンケット」や中世の料理の革命(今のイタリア料理の元になった)と言われた「サレルノ養生訓」も読んでみたいです。
その手始めとして時代はイタリア統一後の19世紀に出版されイタリアで最も売れた本の一つと言われるLa scinza in cucina「料理の科学」を読み始めました。
アマゾンで購入。Kindleでも一応購入。古い本なのでお安いです。あ、イタリアの本は安定のとっても重たいです。
この本を書いたペッレグリーノ・アルトゥージ。↓↓
現代のレシピとかはじゃんじゃん読めるんだけれど、古語?で書かれているからかレシピ読むのも一苦労・・・。一レシピあたり2,3回辞書ひいている・・・・(汗)。ちなみに700以上のレシピが掲載。。。
さらにこの本の作られた経緯とか序文読むだけでむちゃくちゃ大変だよー!(料理用語以外むちゃくちゃ弱いからなんだけど)
‥‥若い世代のために翻訳しちゃったりなんかしちゃって?ぷぷー☆・・なんて思ってた若かりし日が遠いわ・・。
少しずつ読んで、古いレシピもつくってみようと思っています。
とりあえず序文の2、「料理の小説(散文)」(←平たく言うとこういう本になった経緯。)は読んだぜ!遠いな~
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