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執筆者の写真enoteca non troppo

無双網天然鴨とワインペアリング2種

やはり天然の鴨くん香りが違います。


ずっと赤い肉が濃くてぎゅっと生命が詰まっている感じがします。

香りも米などを食べているので締まった香り。

今回は熟成させたのでジンに使われるようなジュニパーベリーの香りもします。


鴨くんは毛を毟って、正肉を取ります。

ポートワインとブランデーでマリネしてからファルスを作成。

総州古白鶏レバーや豚の赤身とマリネしたお酒をしませるように揉みこみます。

千葉県産無双網天然鴨の田舎風テリーヌ

焼きあがって冷ましてから天然の鴨君からとったジェリー(出汁)をかけてコーティング。

そしてまたしっかり冷ます。


工程が長くて大変ですが、複雑でしっとりとしたショー・フロワ(加熱してから冷まして食べるもの)は食べるの好きですww

ので頑張ります。


今回はペアリングは2種類。

テリーヌに対して2つのアプローチをオススメします。





仏ブルゴーニュ ピノ・ファン(ピノ・ノワール種のもとになったような葡萄品種)

ミディアム~少し軽いボディだけれども色合いはしっかり。

中心から柔らかくひろがるベリー系果実味。

外側に軽いタンニン。

まさに肉のテリーヌに赤ワインが入り込んだような味。





仏アルザス リースリング種 マルク・テンペ

爽やかな中にすこし甘さを含んだ青りんご、黄色い固いフルーツ系果実味。

最後にキレのある酸味。

アルザス地方は豚料理、鴨の畜産でも有名な土地です。

このテリーヌのバランス役である豚の香りと味わいがこのワインと

お互いに口のなかでのびやかに続くおいしさがあります。


おいしそうですね!(←試食済みなのにww)

誤って写真撮る前に食べそうになりましたww


天然の鴨初めて!という方にもやさしくバランスの取れた味わいです。

ドライフルーツとマスタードとともにどうぞ!


こういう料理ってほんとう、ワインとともに食べるためにあるよな~♪




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